セルビアからクロアチアへ鉄道で移動
セルビアのベオグラードからクロアチアのザグレブまで直通列車で移動しました。国境を超えたのですが、パスポートのスタンプは押されませんでした。
列車番号は414 ベオグラード駅10:25発→ザグレブ中央駅18:14着です、ザグレブが終点ではありません。
こちらも参考にしていただければと思います。
切符は事前にベオグラード駅の窓口にて購入。
11番・12番が国際列車の窓口です。クレジットカード使えました。
切符(使用済)です。上は2人分の座席指定券、下は1人分の乗車券です。号車が3桁で表示されているのですが食堂車入れても5両編成でした(笑)。
片道1人3,276.5RSDってとこですか?
そして迎えた当日。
駅舎横に静態保存の蒸気機関車があります。
そのあたりからも駅に出入りできます。
1番線から発車です、
車内の様子、2等車のみですが2+2の配列でゆったりしています。
デッキ横に荷物置き場もあります。
座席は背面にテーブルあり、リクライニングなしフットレストなしコンセントなしWi-Fiなしですが、座り心地が良くて長時間座ってても疲れにくいものでした。
トイレはカギが壊れてました。
出発してセルビア国内を走行する間は非常に遅い速度です。
セルビア国内最後の停車駅шидを出発してすぐにまた停車して、そこで出国手続き。一部の人はパスポートにスタンプが押されていましたが、私を含む大半の人は、パスポートと顔の確認だけで終わりました。
その後、しばらく走行し、TOVARNIKでクロアチア側の入国手続き、パスポートのスキャンだけで終わりました。
質問も何もなされず楽でしたが、スタンプ押されないのは不思議な感覚です。パスポート見る限りではセルビアにいるままの状態になっています。
クロアチア国内に入ったら、列車の速度が普通になりました(笑)。
国が変わったら、駅舎の状態が良くなったり、見かける車が全体的に新しくなったりというふうに物質的なものがこぎれいなりました。
少し遅れてザグレブ中央駅に到着。
下車してから食堂車の前を通ったら大音量で音楽が流れていて、中をのぞいたらテーブルの上で人が踊っていました。今回食堂車には足を踏み入れてないので、詳細は不明です。
静態保存の蒸気機関車がありました。
下車してから列車を見ていたら、後ろに客車が増えていたのですが、この駅で食堂車含む後ろのほうの車両は切り離し、前に別の車両が増結されました。
個人的な総評です。
セルビア国内の走行速度が非常に遅い分、列車は乗車時間が長くなってしまうにもかかわらず、大体の座席が埋まっているほど利用客が多かったです。
古いながらも座席がちゃんとしていたおかげで、快適な移動ができました。良くなかったところは、時々悪臭が漂ってきました。あと窓ガラスの落書きが消されていなかったので、窓を見るたび残念な思いがよぎりました。トイレのカギが壊れていて、私が使用後、出る時に待ってた若い女性に教えてあげても「気にしない、ありがとう」といって入っていったのは、びっくりしました。