乗り物好きです

ウクライナからポーランドへ鉄道で移動

2018/08/20
 
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乗り物好きです。そんなにたくさん乗れないですが、 珍しいものに乗れたらアップしていきたいと思います。

ちょうど良い列車が予約できなくて、乗り継ぎ乗り継ぎで丸一日かけてウクライナのリヴィウからポーランドのカトヴィツェ(カトヴィッツェ)まで移動しました。

まず、前日にリヴィウ駅にてポーランドのプシェミシル駅までの切符を予約購入、313.21UAHでした。


国際列車の切符は、この2番窓口でしか購入できません。


今回は座席車の1等車です。
切符に印字されている自分の名前のつづりが毎回違うけど問題ないのか問い合わせたら、問題ないとのこと。
確かに入国出国審査のときは切符は関係ないですが…(笑)。


なんと電車です。
先頭車にデカデカとメーカー名が入っているのにはビックリしました。


1等車内の様子2+2の配列で向きは固定。車端部のみ4人向かい合わせのボックス席があります。
2等車は2+3の配列のようですが、見てないので詳細は分かりません。


座席です、少しリクライニングします。


足もとにはコンセント。
しかし、沿線は高速通信ができる場所は少ないです。
Wi-Fiは飛んでいたようですが、使い方は分かりませんでした。


珍しい、手前に引き出すタイプのテーブルです。


トイレはこんな感じです。

出入国審査行っている間は、トイレのドアも開放されていて使用できないようなので、必要ならばその前後に利用しましょう。


エアータオル、そこそこ風量ありました。

そして、メインの内容の越境です。
リヴィウを出発してしばらくしたら走行中にウクライナの出国審査です。


こちらは名前確認してパスポートと顔を見比べて終わり、くらいの早さでスタンプもらえました。

次にポーランドに入国したところで、停車して入国審査がありました(その前にも停車していた場所はありました)。
聞かれたことは、ウクライナでの滞在目的、ポーランドでの滞在目的と場所、日数です。


そこでスタンプもらえました。
次に税関担当の人が回ってきて、申告が必要なものを持っているかどうか尋ねられました。

渋滞待ちのバスで越境するよりも、かなりスムーズに終わりました。
しかし、列車自体は20分ほど遅延しました(笑)。

そして終点のポーランドのプシェミシルに到着。
国際列車のホームはフェンスで隔離されていました。

参考までに、ウクライナ国鉄サイトのプシェミシル駅=ポーランド国鉄のプシェミシル中央駅です。

ここでポーランド国鉄の当日券を買おうとしたら


窓口は長蛇の列。
やっと順番が回って来たら、もう時間ないから列車に乗りなさいと言われて、とりあえず乗車。

車内で切符買いました。この列車の区間分しか買えないので、残りの区間は後ほど買いました。
本当は、1等車にしたかったのですが、車内でも切符を求める列ができていて、確認しないであわてて切符を買って2等車になってしまいました。


プシェミシル中央駅からクラクフ プワシュフ駅まで2人分で片道90PLNでした。
現金を持っていなかったのですが、クレジットカード決済で購入できました。


デッキに掲示してあった、この列車の停車駅と号車。
ワルシャワ行きです。

指定された車両と席番見てビックリ、非冷房8人コンパートメントを自分達2人を含め旅人7人で乗車、スーツケースどこに置こう?という状態でした。
なんとかスーツケース置いたら、途中の駅で8人いっぱいになってしまい、他の乗客の荷物が置けなくなってしまいました。


非冷房で窓開けて走る列車(長距離)なんて、もう日本ではどれだけ味わっていないのだろう…。
座席の座り心地も、走行風も心地よくて予想に反して快適でした。
ちなみに私も含め、大半の乗客は半袖1枚でした。

ただ、乗ってた車両の前方トイレが故障していて汚水がたまってたので、固定窓でクーラーだったら悲惨なことになっていたところでした(笑)。


クラクフ プワシュフ駅にて下車。
手動扉でしたが、開け方がよく分からなくて少し焦りました、ドアノブひねって少し力入れて(ステップ部分をカバーしている鉄板が連動して上がる仕組みになっているため)押すような感じ?にしたら開きました。
混んでいたので、車内写真撮れませんでした。


駅なのに派手な地下通路


シンプルな駅舎、トイレは無料で使用できました。
駅周辺はお店もあまりありません。

乗り継ぎ時間を利用して、ここの駅前のATMで、やっと現金を作れました。

 


駅前に蒸気機関車の静態保存がありました、前照灯の位置が…

 

今も走ってる電車や…

 

機関車にも受け継がれています。

 


券売機もあったのですが、間違えるとイヤなので窓口にて購入しました。
2人分片道24PLNでした。
切符は乗車後撮影したので検札の印がついています。


先程とは打って変わって今時の車両です。
普通電車ですが、リクライニングや足もとにコンセント(2人に1つ)トイレついています。
一応Wi-Fiも飛んでいるようですが、うまく繋げられませんでした。

途中クラクフ中央駅では多くの乗客が乗ってきたので、
距離はたいしたことなかったのですが、走行速度が遅く、停車時間長い駅もあったりしたので、結構時間かかりました。


カトヴィツェ駅に到着、きれいな駅です。

乗り継ぎあり、途中列車予約なし(遅延対策で仕方なかったのですが)で、結構キツかった場面もありましたが、無事予定していた時間に到着できたので良かったです。

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乗り物好きです。そんなにたくさん乗れないですが、 珍しいものに乗れたらアップしていきたいと思います。

Comment

  1. 横尾 より:

    ウクライナ リブネからポーランド ヘウムへの国際列車は以前利用したことがありますが、今でもまだ存在するのでしょうか

    • Ito Masakatsu より:

      お問い合わせありがとうございます。
      私が訪れた2018年4月の時点では、
      ワルシャワ発キエフ行きの夜行列車が
      走っていました。

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