タリンからヴァルガへ鉄道で移動
タリンからヴァルガへは、鉄道の便が少ないのですが、うまく乗り継げば1日で移動できます。
しかし私はのんびりヴァルガで1泊することにしました。
タリン鉄道駅、旧市街地近くにあります。
右側がタリン、ヴァルガ間の時刻表です。
1日4往復、08:13発の始発に乗れば、ヴァルガで乗り換えてその日のうちにリガまで行けます。
ここから入ってすぐの国内便の切符売り場で前日に1等座席を予約しました。
直通列車なのですが料金体系上、切符は2枚に分かれていて、タリン→タルトゥ間が15.60€、タルトゥ→ヴァルガ間は5.90€、トータルで21.50€でした。
切符にはWi-Fiのパスワードも印刷されていました。
右は電車、左は気動車、パッと見違いが分からないくらい統一されています。駅に停まっている列車、みんな同じに見えてしまいます。
ロッカーの色まで統一されています。
そういえばバスステーションもオレンジ基調でした。
そして迎えた当日、ホームの案内板見ると、数分違いで同じホームから先に出発する列車があるとの表示。
よくよく列車を見てみると、前に停まっている列車と、後ろの列車は連結されていない!
画像では判別できませんが、車両前面の行先表示は、行先と、発車時刻が表示されるので、分かりやすいです。
ということで、後ろ側の列車に乗車。
切符に印刷されている座席番号の席に座ります。
真ん中のドアを境に半室が1等座席です。
座席ばこんな感じです
回転や転換はしません。リクライニングは前にスライドすると少し傾くスタイルです。
各席座席下にコンセントありました。
しかし、スーツケースを置く場所はなかったので通路に置くことに…。
気動車なので、エンジン音うるさいのかな、と思っていたのですが、静かでした。
客室部分とエンジン部分が分かれていて、車両のつなぎ目のところがエンジンになっています。
トイレに行く際に通ったのですが、長めのトンネル状の通路になっていて、そこはエンジン音していました。
正直、1等利用する乗客が多くて、驚きました。ノートパソコン使っている若いビジネスパーソン(男女)が目立つ印象でした。
しかし、途中タルトゥに到着すると、ガラッと列車の表情は一変。
全体的には大部分の乗客は下車し、入れ替わりに少しの乗客が乗ってきました。
1等席においては、みんな下車してしまい、誰も乗ってこなかったので、貸切状態になってしまいました。
そして終点のヴァルガに到着。
駅舎の中を通らずに外に出ることもできますが、とりあえず入ってみます。
素敵な駅舎です
駅に着いてから、翌日のリガ行きの列車の手配をしようとしたのですが、窓口で聞いたら当日車内で切符買ってくださいとのことでした。
駅周辺にはこんなものもありました。
この町に来て一番驚いたこと、バスがこのタイプばかり。
いすゞ製です。
せっかく国境の町に来たので撮影。
この白黒の棒がエストニアとラトビアの国境です。