クロアチアからハンガリーへ鉄道(?)で移動
今回の内容は一般的にはあまり参考にならない結果になってしまったかもしれませんが、直近同じルートを利用する方には有益な情報だと思います。
クロアチアのザグレブから温泉湖のヘーヴィーズへの最寄駅ハンガリーのケストヘイまで国境を超え移動しました。
列車番号IC205 ザグレブ中央駅09:50発→Balatonszentgyörgy駅13:48着
列車番号9624 Balatonszentgyörgy駅14:00発→ケストヘイ駅14:12着と途中一度乗り換える行程です。

切符は前日にザグレブ中央駅にて購入、10番・11番が国際列車の窓口です。
パスポートの提示なしで購入できました。

今回は2等車で列車や座席の指定のない乗車券です。
片道118.50HRKくらい?でした。
そして迎えた当日、案内板の表示通りに2番線にやってきましたが、
ホームにいた車掌に、「ブダペストに行くの?」と聞かれ(ブダペスト方面という解釈のつもりで)「はい」、と答えたら「この列車だよ」と言われたのが…

3両編成のこの電車でした、何かが違う、しかしだまされたと思って乗り込みます。

非冷房で国際列車のたたずまいのかけらもない車内。
発車したらすぐ、先程の車掌が「バスに乗り換えて、さらにまた列車に乗り換えるよ、乗り換える駅になったらまた教えにくる」と各座席を回って案内していました。
そしてしばらく走ったら「次で乗り換えてね」とまた言いに来ました。
車内放送は使わないようです。

ということで、ヴルボヴェツ駅で下車。

駅前で4台のバスが待っていました。

乗り込んだバスの車内。

途中バスはどこにも寄らずに乗り換え先のクリジェーブツィ駅に到着。
車窓から眺めていたら線路の工事をしていたので、バス代行輸送だったようです。

そして次に待っていた列車です。

荷物置き場もあります。

国際列車らしい雰囲気の車内。

座席はリクライニングします。

コンセントもあり、もちろん冷房も寒いくらい効いています。
これで快適な旅ができると思っていた矢先に、また車掌がやってきて一言「次の駅で違う車両に乗り換えてね」…。

下車しましたが詳しい案内がなかったので、どの列車に乗れば良いのか分かりません。大半が旅行者なので、ホームで立ち尽くしている人多数。
同じホームの前方のそれらしい雰囲気の列車に近づいてみたらブダペスト行きの表示があったので乗車。

発車前にパスポートの所持の確認、走行中にクロアチアの出国手続きがありました。何も聞かれずにパスポートのスタンプ押されました。

コンパートメントです。

6人部屋ですが、ガラガラでした。

こんな座席の使い方ができるレベルに空いていました。

Gyékényes駅でハンガリーの入国手続き。

どこへ行くの?とだけ聞かれて、パスポートにスタンプを押されましたが、この位置(笑)。
そしてここから進行方向が逆になりました。

誰もいないのでここぞとばかり色々撮影。

コンセントはありましたが使えませんでした。

トイレ。トイレットペーパーなし、紙タオルあり、それを捨てるゴミ箱なしという状態でした。

誰もいないので、扉もカーテンも好きなように使えます。

色々ありましたが定刻通りBalatonszentgyörgy駅に到着。

すでに停車しているUkk行きの気動車に乗りケストヘイを目指します。

車内の様子。

座席はこんな感じです。Wi-Fiも飛んでいました。

あっと言う間にケストヘイに到着。

ヘーヴィーズへのバスは隣接するバスターミナルから出ています。

ヘーヴィーズ行きのみならずヘーヴィーズ経由でどこかへ向かうバスも中にはあるので、そちらも利用できます。片道250HUFです。車内で運転手に運賃を支払って乗車します。
ヘーヴィーズのバス停の画像は後日アップします。



