スロベニアからイタリアへバスで移動
スロベニアのリュブリャナからイタリアのミラノまでバスで移動しました。
今回利用したのはFlix Busです。はじめて利用したのですが、私のような行き当たりばったりで旅をしている者にとっては(もちろん事前に計画を立てている方にも)使い勝手のよいバス会社でした。
ただ、今回の私自身の体験と他の方からの情報を基にすると、よく遅延するようなので、あまり時間に余裕がない方には不向きかな?という印象です。
まず私はリュブリャナからイタリアのどこかの街へ移動しようとして色々交通手段を探していました。
そのときたまたまリュブリャナ駅前付近ではじめてFlix Busを見かけました。
黄緑色の派手な塗装とイタリア方面の行き先が出ていたので、利用してみようかな?と思い、ご存知の方には笑い話かもしれませんが、切符の購入窓口をバスステーションで探しました。
そしたら、いたるところにFlix Busののりばは30番という張り紙だけがしてあったので、30番のりばを探してみました。バスステーションのいちばん西のすみっこでした。
そしてそこにはURLの記載がある看板がありました。
とりあえずネットで情報を調べてみたら、オンラインのみの予約購入でクレジットカード決済、Flix BusのスマートフォンアプリのQRコードで紙の切符なしで乗れる(もちろん添付ファイルをプリントアウトして見せても良いです)、一般的なサイズの預け入れ荷物なら無料、と良いことだらけでした。
そういうことで、早速アプリを入れて予約購入、片道28€ほどでした。
ちなみに色々な言語設定はありますが、日本語設定はありません。
今回私が乗車したバスはザグレブ発トリノ行きでしたが、そのうち途中のリュブリャナからミラノまで乗車しました。
そして迎えた当日、全席自由席なので、ちょっと早めにバス停にむかいます。
30番のりばなのに1番のりばの方向にあります。
各バス停はアプリで地図を出せるので迷うことはないとは思います。
バスを待っていたら10分遅れというメールが配信されてきました。
そして、バス到着、待っていた人々は大部分このバスの荷物置き場に寄ってきました。そして下車してきた人々も預け入れ荷物を取りにきます。それを1人の荷物係がさばきます。これは遅延するわけです。
スーツケースを預けたら画面のQRコード見せて乗車します。
結局、20分ほど遅れて発車。
車内の様子、2階建ての1階部分です。確率は低いですが、運が悪いと後ろ向きの座席にあたってしまいます。
コンセントとUSBポートはありますが、その時その時で使えたり使えなかったりしました。Wi-Fiは一応飛んでましたが、あまり使えなかったです。
途中、
トリエステ→ベニス空港→ベニス・メストレ駅→休憩10分→ブレシアと停まって30分ほど遅れてミラノに到着。
ミラノのバスステーションには地下鉄LAMPUGNANO駅があるので便利でした。
おおまかに地下鉄の乗り方も載せておきます。何度も乗られる方は1日券などのほうが良いです。
券売機で地下鉄の切符を購入して市内中心部へ向かいます。
切符の表面と裏面です、一回1.50€です。
改札口は黄色い挿入口に切符を入れて、上から出てくる切符を引っ張りだすとゲートが開くしくみです。下車する時にも切符が必要なのでなくさないように。
車両
車内
Flix Busの個人的な総評ですが、ゆとりや豪華さを求めなければ、単に移動手段として見るならば非常に便利なバスでした。ただ人気があるので区間によっては車内は混雑していました。混雑すると預け入れ荷物の取り扱いが増えるので、その分遅延するといった感じでした。
遅延気にしない場合には選択肢としては良いと思いました。