キリル文字ノスヽメ
キリル文字
とっつきにくいですよね、おそらく。
少なくとも私はそうでした。
しかし、正しい発音ではないですが、
カタカナに変換するような感じで
読めるようになるのには
そんなに難しくはないと思います。
あ、今回の話は語学のことではなくて、
単にキリル文字とその読み方、そして
読めるようになると見えてくる世界の
話です。
具体的にいいますと、
現地の人と会話をするなどという高度なこと
ではなく、ただ看板や案内などを見て読める
ようになるレベルということです。
キリル文字を使用している国は
いくつもあるので、曲がりなりにも
読めるようになると、結構役に立ちます。
以前ネットで見かけた他の方の意見を基に
覚えやすい手順を簡単にお伝えします。
英語のアルファベットを知っていることが
前提となりますが、
そこはまぁたいていの方は問題ないでしょう。
まず、
キリル文字のアルファベットを
3つのグループに分けます。
①英語のアルファベットと見た目と読みが同じもの。
②英語のアルファベットと見た目は同じですが、
読み方が違うもの。
③英語のアルファベットと見た目も読みも違うもの。
まず①に関してはもう知っているもの
なので、完了です。
次に②ははじめのうちは英語読み
してしまいますが、数をこなせば、
違和感なく読めるようになるでしょう。
最後に③に関しては全く新たに記憶する必要が
あるのですが、そんなに数は多くないです。
ちゃんと人に伝わるようにするには、
正しい発音を身につける必要があるのでしょうが、
それ以外に文法などの問題もあるので、
ちゃんと学ばなければ会話は無理だと思います。
それに、相手の言ってることが聞き取れないですしね。
今回の目的は手っ取り早く、というのが狙いなので、
本当は邪道なのでしょうが、キリル文字を適当に
日本語の50音に変換して読めると役立つということを
お伝えしたかったのです。
そしてこのカタカナ読みをすることによって
気がつくことがあるんです。
「街に英語があふれてる?」
日本で英語をカタカナで表現するように、
英語をキリル文字で表現しているものが
結構あるんです。
個人的には、ちょっとこれは面白い現象だと思いました。
しかも、発音をそのままキリル文字にしてあるので、
もとの英語よりつづりが短くてシンプルだったりします。
余談ですが、ロシアあたりの飲食店に置いてある
テレビでは結構アメリカの映画を流していたりします。
あと、もう一つ副産物があります。
キリル文字の読み方が分かるようになると
形状が似ているギリシャ文字もついでに
少しの手間で読めるようになります。