スペインからポルトガルへ鉄道で移動
スペインのマドリードからポルトガルのリスボンまで鉄道で移動しました。本当は寝台を使いたかったのですが、予約が取れなかったので座席になってしまいました。
予約は前日にマドリード・アトーチャ駅にて行いました。
窓口はいつも行列なので
非接触式の決済しか選択できないせいで、いつも空いているこの券売機を利用しました。
システム上の都合なのか空席がないからか理由は不明ですがツーリスタ(2等)座席車しか選択肢が出てきませんでした。しかも残りわずかでした。片道63.70€でした。
そして迎えた当日、実際に乗車するのは予約を行ったアトーチャ駅ではなく、チャマルティン駅です。チャマルティン駅の窓口に空席状況の表示があったのですが、満席となっていました。
発車30分前くらいまで何番線か表示されませんでした。表示されると一気に待っていた人々が動きだしました。 座席車は定員に対して荷物置き場が小さいので争奪戦です。
ホーム上の列車の手前で切符のチェックがあります。
6〜10号車の5両と電源車(?)と機関車という編成でした。8号車はビュッフェになっています。
特徴的な構造の車輪周り。
車内はこんな感じです。
連接部分の車内はこんな感じです。
座席。前にスライドさせるようにリクライニングするので気兼ねなく倒せます。Wi-Fiなど現代的な機能は何もありません。
トイレ。車内にコンセントがないので、誰かが充電していました(笑)。
進行方向向きに予約したにもかかわらず、逆向きに発車したのですが、寝ている間に進行方向が変わっていました。
定刻通りリスボンのサンタ・アポローニャ駅に到着。大部分の乗客はひとつ手前のオリエンテ駅で下車していました。
出発するときは短かった列車が到着時に見ると長くなっていました。
個人的な印象ですが、重心が低いせいか、乗り心地に特徴があり、そこそこ揺れているようなのですが、座っている時はあまり気にならないのですが、立つと分かりやすかったです。
車輪の数が非常に少ないのでつなぎ目を通る時の音の数が少ないです。
おまけ
マドリード市内の鉄道について少し。
今回、アトーチャ駅からチャマルテイン駅まで地下鉄ではなく、近郊線を利用して移動しました。
券売機は様々な決済方法に対応しています。
アトーチャ駅の自動改札。
チャマルティン駅には改札がありませんでした。
切符、片道1.70€でした。
途中で車内検札がありましたが、地元の乗客の大部分は紙媒体の切符ではなくスマホ画面を見せていました。
車両。中には2階建てのものも走っていました。
車内の様子。
座席はとくに何も機能はないです。