リヴィウからオデッサへ鉄道で移動
1等寝台に乗車して移動しました。
前日に中央駅にて切符は予約購入しました。
駅舎内。大きな発着案内板と、窓口。
窓口は大体いつも並んでいます。
ホームを下見。全体的に重厚な雰囲気です。
ちなみにトイレは有料でした。
切符。片道1433.57UAHでした。オンラインで検索したときより、窓口なので若干高かったです。
撮影したのが乗車後なので、検札して上が破られています。
ウクライナでは、鉄道移動が一般的なので早めに予約しないと、どんどん席が埋まって埋まってしまうようです。現時点でオデッサから先、狙っていた列車が全部埋まってしまっているのでどうしようか思案中です。
そして当日、
ちょっと早めに駅へ向かい、日没前にホームの外側から撮影。
1番ホームから階段を上がり有料待合室にて列車を待っていました。
そして乗車
二人個室で全体的にはこんな感じです。
画像はありませんが2等寝台は二段ベッドの四人部屋でした。
Wi-Fiなし、備え付けはペットボトルの水(ガス入り)、ウエットティッシュが二種類、せっけんでした。
背もたれは固定で動きません、座面がそのままベッドになっています。鏡の上の照明と枕元の読書灯はそれぞれ独立したスイッチがついています。コンセントもあります。窓の日よけは無段階で位置を止められる同じくらいの厚みのものが2枚付いているので、光の入り具合を調整しやすいです。
座面下の収納は大きめのスーツケースは入りきらないです…収納横の床の空間に置いたら足下に少しはみ出しました。
ハンガーは上着用が2つ、ズボン用が1つ。
屋根裏収納へ向かう取っ手と折りたたみ式のステップ
網棚とタオル掛け。
タオルは2枚備え付けられてました。
あまりキレイなものではありませんでしたが。
天井の照明スイッチなどと、ドアノブ。
使い方分かりませんでしたがテレビ?モニター?もありました。
クーラー?と天井の照明。
通路には折りたたみの椅子があります。
走り出してから間もなく、車掌が、お茶はいかがですか?と尋ねてきたので頼んだら有料でした(笑)。
寝心地は、今まで人生で乗った寝台車の中でワーストワンでした。小刻みな振動は常にあり、原因が何か分からないのですが、時々ビックリするような大きなキシミ音が(車内のキシミ音はなかったのですが、下回りの何かの潤滑がうまくなされてなくて発している音)していました。でも私はそこそこ眠れました(笑)。
ちなみに、当たり前ですが車掌は全く英語ダメでした。
到着、出発時は暗かったので撮影してなかったのですが、乗っていた車両をやっと撮影できました。
駅舎の中です。リヴィウ駅と外観は似ていますが中の雰囲気は明るいです。
逆光ですが、駅舎です
到着して、まだあまりウロウロしていないのですが、街の雰囲気がヨーロッパらしくなくてビックリしました(特に動物園前の市場周辺)。街を走る車もよりボロくなっています。なぜか、右ハンドルの中古の日本車が少しですが走っています(昭和60年前後くらいの)、部品の調達どうしているのだろうと、余計な心配をしてしまいました。
今となってはリヴィウが洗練されている街に思えてしまいます。